PENTAX *ist Dsで簡単インターバル撮影
本日は休日だったのですが、雨で外に出られなかったので、デジタル一眼レフ「PENTAX *ist Ds」で我が家のベランダにてお手軽インターバル撮影をしてみました。
インターバル撮影は、その名の通り一定の間隔をおいて撮影すること。同じ場所で定点撮影すると、各画像毎の差は乏しいのですが、連続して表示するとパラパラ漫画のように。テレビだと約1/30秒の間隔で1画像を表示していますが、撮影間隔が再生間隔より速ければハイスピード撮影(スロー映像)に、遅ければ色々なモノが高速に動く早送り映像になるというもので、大抵撮影間隔は1秒以上となり、人や車、雲や太陽が鮮明ですが高速に動く独特な動画になります。(映画「コヤニスカティ」みたいな映像です)
てな訳で、自分も試してみたいと思ったのですが、あいにく我が家のデジカメにインターバル撮影機能はありません。
調べると、インターバル撮影を利用しやすいのはリコーのデジカメ、他にニコン・キャノン、ペンタックスの一部機種が対応しているようですが、それ以外のメーカーにはそういった機能がない模様。(カシオのハイスピードエクシリムにそういう機能があれば、高速・低速撮影両方イケて不思議動画撮影用に一台購入しても良い気がするのですが、残念ながらそういう機能は無し) 機能がない機種で実現するには、定期的にシャッターを切る装置を外部に用意する必要があります。
電子工作で自作するか、高機能なインターバル撮影機能付のレリーズを若干改造して汎用性をもたせるか?ただキヤノンのタイマーリモコンが1万円強するのに対し、インターバル機能付きのRICOHのCaplio R7あたりが2万円弱の値段で手に入るので、それ専用に買うというのも一つの手かもしれません。
で、いつものようにまずは手持ちの機材で何とかならないか色々考えたりググったりした結果。。。数秒間の長時間露光+連続撮影にすると、露光時間がインターバル代わりになり、シャッターを切り続ける(シャッターボタンを押し続ける)だけで、インターバル撮影っぽくなるのでは?と。
手持ちの「PENTAX istDs」が連続撮影モードにすると、連続撮影枚数に制限が無く、1回の撮影から次の撮影の間にメモリカードに書き込む時間などかかりますが、それも不定期ながらインターバルと考えれば、それなりにイケるよう思えてきました。
それで撮ってみたのが上記動画の前半部。撮った写真の向きやサイズ・コーデックを変えるため、複数のソフトを使っていますが、メインはフリーウェアのピクポワで動画にしています。シャッター優先AEで露光2秒、メモリへの書き込みなどに数秒でかかり、シャッターを指で切り続け、実時間約6分=67枚の画像を撮り、ピクポワで秒30コマで5フレーム静止、5フレーム次の画像への切り替えにし、動画にしてみました。
そこで気づいたのですが、istDsは連写でも毎回ピントを合わせ直しており、夕暮れ時に撮影したせいか、たまにピント合わせに手間取り、撮影間隔が極端に開くときがあったので、2回目は、一度ピントを合わせた後、マニュアルフォーカス(MF)に、ついでに撮影モードもマニュアル(M)に設定。
さらに、シャッターを切り続けるのに飽きたので、istDsのレリーズについて調べてみると。。。ケータイやメディアプレーヤーで使われているマイクロプラグを使用した電気的なもので、ショート=シャッターであることが判明。ためしに、我が家のヘッドフォンの先端部を挿してみたところ、うまい具合にシャッターが切れ、挿しっぱなしにしておくと、次々とシャッターが切るように。
そんな感じで撮ったのが、上記動画の後半部です。
ピント合わせが無い分、先ほどより間隔が安定していますが、内部メモリからSDメモリに書き込むタイミングや、長時間露光のデータを一枚にする時間などがあるのか?間隔にバラツキがある感じ。
それでも、露光1秒+書き込みなどに2秒強、実時間約55分で935枚を、秒30コマ静止1フレーム、切り替え0フレームで動画化すると、車の動きがむちゃくちゃ高速で、インターバル撮影動画らしいモノになりました。
インターバル撮影機能付きデジカメや、インターバル撮影機能付のレリーズなどは憧れで検討中ですが、まぁ、お金をかけなくてもそれなりのことはできるんですね。って感じです。
« すいか見ました。 | トップページ | アフィリエイトでキャッシュバック、まんまと失敗 »
「携帯・デジカメ」カテゴリの記事
- ウィルコム、9月にシャープ製「AQUOS PHONE es」(2013.07.04)
- しぶんぎ座流星群(2013.01.05)
- 光害に負けず、都内で、ふたご座流星群(2012.12.15)
- 白ロムスマホの外出先接続2(2012.08.19)
- 白ロムスマホの外出先接続1(2012.07.31)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント